近年マレーシアへ移住する人が増えている。
若い人はもちろん、40代から動き出す人もいる。
移住にまつわる情報を集めてみた。
目次
マレーシアに移住、猫や犬などペットも一緒に?
日本ではペットブームもあって、
犬や猫も家族の一員として迎える家が多い。
しかしマレーシアでは少し様子が違う。
マレーシアは基本イスラム国家だ。
日本人には考えられないが、
イスラム教では犬は
汚れものとされている。
特に犬の唾液が不浄で、犬に触ったら
7回の洗浄が必要とされている。
日本のように犬とキスでスキンシップはご法度だ。
反対に猫は歓迎される。
しかし、マレーシアは多民族の国だ。
住むエリアによっては
犬を飼っている人もいる。
クアラルンプールやペナン島、イポー、
ジョホールバルなどの西海岸は中国系の人々が多く住む地域で、
街中では犬を散歩させる姿が見られる。
また多くのペットショップがある。
一方、コタバルやクアンタンなどの
マレー系の人々が住む東海岸には、
ほとんどペットショップは見られない。
もしペット同伴で
マレーシアへ移住するなら、
西海岸エリアを選ぶ方が便利だ。
マレーシアに移住、予防接種はどうする?
マレーシアに移住する前準備として、
特に義務付けはないが、予防接種がある。
マレーシアでは、日本とはまた違う
様々な感染症が年中を通して発生している。
現地で病気になると、病院選びから
どのように受診して良いのか不安になる。
マレーシアの病院でも接種は可能だが、
常時ワクチンがあるとは断言できない。
そのような事を未然に防ぎ、
スムーズに済ませるためにも渡航前に
予防接種をする必要がある。
しておいた方が良い予防接種の種類と値段は
・破傷風:3,000円前後×3回接種
・A型肝炎:6,000円前後×3回接種で約5年維持
・B型肝炎:6,000円前後×3回接種で約5年維持
・日本脳炎:8,000円前後×3回接種で約4年維持
・狂犬病:15,000円前後×3回接種で約2年維持
・腸チフス:10,000円前後×1回接種で約3年維持
見てみると、かなりの種類と
費用がかかり、回数も多い。
移住の日程が決まれば、
早めに接種するスケジュールを
きちんと立てておく必要がある。
受付ている医療機関など、詳しくは厚生労働省検疫所、
または国立感染症研究所の公式サイトで確認すると良い。
手間だと感じる人もいるだろうが、
自分を守るためにも、くれぐれも
接種漏れがないよう気を付けてほしい。
マレーシアに移住、コールセンター仕事の需要は?
マレーシアへ移住する中で、
現地のコールセンターに
就職する人が増えている。
これはBPOの需要が高まっていることが理由の一つだ。
マレーシアにはたくさんのコールセンターの会社があり、
若い人から40代50代の移住者も働いている。
コールセンターの仕事としては、
職場は海外だが電話の相手は日本人のため、
マレー語や英語の能力は必要なく日本語で大丈夫だ。
給料もそれほど低くはなく、休みも120日ほどあり、
マレーシアのリゾートを楽しむことができる。
住む場所も会社から提供されるので安心だ。
コールセンターの評判は様々で、
良いところは先に述べたのに加え、
優遇があるためビザが下りやすいことだ。
悪いところは、勤続年数が平均1~2年と短い。
クレームに対するストレスや、
業務ソフトは日本語ではなく英語が使用されているため
理解できず辞めてしまう人が多い。
コールセンターを辞めた人の中には、習得した英語を活かし
現地の他業種に就く人や、同じ業種でも英語ができることから
チームリーダーやマネジャーとして採用されたり起業する人もいる。
しかし、英語ができるならまだしも、日本での評価は低い。
マレーシアに移住…学校はジョホールバルにも?
家族で移住するとなると子供の学校の問題が出てくる。
マレーシアはインターナショナルスクールの
選択肢が豊富にある国だ。
また授業料が安いことも有難い。
クアラルンプールまたはその近郊だけで、
30校以上のインターナショナルスクールが存在する。
最近では、クアラルンプール以外にも
ジョホールバルという街の
インターナショナルスクールも人気がある。
ジョホールバルはマレーシア南部に位置し、
首都クアラルンプールに次ぐ第2の都市だ。
こじんまりした街で渋滞も少なく、住みやすい。
シンガポールには2本の橋でつながっており、
シンガポールにある外資系企業が
移転する動きも見られる。
将来的にはシンガポールに代わる
経済や産業の街へと発展が期待されている。
そんな期待からか、ジョホールバルには
およそ20校のインターナショナルスクールがある。
イギリスのキャサリン妃の母校マルボロ・カレッジが、
アジア初の分校を建てるなど、今注目されている。
入学金や学費は安い学校から高い学校まであり、
カリキュラムもイギリス、アメリカ、カナダ、豪州など
様々な形式があるので子供にあった学校を選びたい。
マレーシアに移住、ボンビーガールなどテレビでは。ガクトなどマレーシアに移住した芸能人
芸能人の中にもマレーシアへ移住した人達がいる。
最近よくテレビで話題に
取り上げられているのがGACKTだ。
25mプール5個分の広い豪邸に、
プール、トレーニングジム、
そして優雅な生活が紹介されている。
移住先にマレーシアを選んだのは、
日本で仕事をするのに気軽に行き来できる
条件が揃っていること(日本から近い、飛行機の往復便が多い)。
気候、英語圏であること、物価、多民族性などたくさんあり、
彼のブログでもマレーシアの魅力について語られている。
余談だが、彼はプロのポーカープレーヤーだ。
そして、マレーシアでは
移住サポート事業を展開している。
興味のある方は公式ホームページ、
Facebookを覗いてほしい。
「ボンビーガール」では過去に移住編として
マレーシアが取り上げられていた。
コールセンターに勤務する若い女性だった。
しかしテレビ上仕方のない事だが、
上手く編集されており、マレーシアの良い部分のみが
クローズアップされているようだ。
実際に移住した人が後に
「ボンビーガールを見て海外移住する前に知るべき海外の甘い話と苦い話」
というブログで情報を提供してくれている。
やはり多少の英語力は必要のようだ。
まとめ。マレーシアへの移住は40代なら?
移住したいアジアの国ランキングでは13年連続の1位だ。
なるほどと納得させるほど、魅力溢れるマレーシア。
40代50代になっても仕事はありそうだ。
移住をするなら早いうちに計画を立ててみよう。
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