フィリピン料理の店やレストランは
あまり多くないので、
詳しくない人も多いだろう。
日本人好みの味付になっているためか、
フィリピンを訪れた日本人の
8割ほどが「美味しい」と答えている。
その味付には、バゴーンという
フィリピンの調味料が
よく使われている。
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この記事では、バゴーンの使い方や
フィリピンでの食べ方などを紹介しよう。
目次
バゴーンとは?フィリピンで人気のフィリピン料理とバゴーンの作り方、レストラン。臭いなど特徴
バゴーン(Bagoong)とは、
小エビや魚をすりつぶしたものに、
魚醤油と塩を混ぜ合わせたフィリピンの発酵調味料だ。
塩漬けにされているが、
日本の発酵食品「塩辛」と比較すると、
やや甘味が効いている。
バゴーンには多くの種類があり、
価格や味の特徴も様々である。
市場では1瓶あたり
約20円ほどで
売られているものもある。
かわいらしいパッケージに包まれた
小瓶の中に詰められており、思わず
お土産として持って帰りたくなる。
パッケージには
「Barrio FIESTA」「PANGASINAN」という、
ブランドと思われる表記が確認されている。
小瓶の中身をスプーンですくってみると、
バゴーンの見た目は
「食べるラー油」のような形状をしている。
美味しく食べやすいことから、
日本人でも好んで購入する人が多い。
ただし独特の生臭さがあるため、
臭いに関しては
好き嫌いが分かれるだろう。
普段の料理にバゴーンを少し混ぜて、
エスニック風味に
味付を変えてみるのも面白い。
フィリピンでは、代表的な
人気のフィリピン料理「カレカレ」に
バゴーンがよく使われている。
「カレカレ」とは、
ピーナッツバターで味付がされている
肉と野菜の煮込み料理である。
まろやかなスープに
ピーナッツバター風味の香りが漂い、
豚肉・牛肉・鶏肉・シーフードなど、具材の種類も様々だ。
フィリピン料理が
どんなものかピンとこない人も
いるかもしれない。
フィリピン料理はアメリカ・中国・スペインなど、
様々な国の料理が混ざり合った
多国籍な料理となっている。
バリエーション豊富な食材を使用し、
素材のナチュラルな味をそのまま
感じられるような調理法で仕上げている。
フィリピンの主食は
インディカ米という細長い米。
料理に醤油が
使われている所なども、
日本人は親しみやすいだろう。
日本人が好みそうな
スープや煮物などもある。
フィリピン料理を探していけば
自分好みの味に出会えるだろう。
バゴーンのフィリピンでの使い方!どう食べると美味しい?
フィリピンでの
バゴーンの使い方を紹介しよう。
例えば、
フィリピンの煮込み料理
「カレカレ」を食べるとき。
変化をつけて好みの味にするために、
ご飯の脇に少量出しておき
少しずつ混ぜていく。
生野菜を食べる時の味付けの
アクセントとして使ったり、
炒めものの味付けの定番としても使われる。
さらにフィリピンでは、
フルーツのグリーンマンゴーにも
バゴーンを付けて食べる。
マンゴーといえば、
オレンジ色の熟した甘い果物という
イメージを持った人が多いだろう。
グリーンマンゴーは
熟す前の状態のもので、
酸味が強くポリポリと固い食感である。
この酸っぱいグリーンマンゴーと、
塩気・甘味・辛味・にんにくが
ミックスしたバゴーンはよく合うのだ。
ルソン島北部にあるイロコス地方では、
ピナクベットという料理を
バゴーンで味付けしている。
フィリピンを観光など、
食べ過ぎて胃がもたれてしまった時に最適な、
野菜たっぷりの煮込み料理だ。
バゴーンの他の食べ方は、
日本人が「食べるラー油」を
そのままご飯にかけて食べる感覚。
フィリピンでもそのまま
ご飯と一緒に食べることが好まれている。
まとめ。バゴーンのフィリピンでの使い方とは
バゴーンのように
ご飯が進むおかずは、
日本人の食欲をそそるだろう。
塩辛に近いものを
フルーツと合わせるというのは、
フィリピンならではの食べ方だ。
フィリピン料理といえば、「レチョン」という
豚をそのまま丸焼きにした料理の
ビジュアルが衝撃的だった。
バゴーンとカレカレの組み合わせが大好物の瀬戸。
ただ、自分と同じくひれ酒が大嫌い(笑)。
最後に、
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